婚活女保険金殺人の嘘
しかしあり得ないことはそれだけではありません。
一連の偽装殺人では異例なことだらけなのです。
¨その6¨ まで読んでいただければそれがわかります。
<時系列表>
逮捕年月 | 事件名 | 偽装方法 | 主犯や共犯者 | |
---|---|---|---|---|
09年 | 10月 | 仙台飲食店経営者殺人 | 失行1 | 笹本智之() 菅田伸也(32 ) 共犯者 数名 |
10月 | 埼玉婚活女保険金殺人 | 自偽3 | 木嶋佳苗(34) | |
11月 | 鳥取連続不審死殺人 | 不偽2 | 上田美由紀(35) 共犯者 1名 | |
10年 | 3月 | 仙台自衛官保険金殺人 | 自偽1 | 高橋まゆみ(49 被害者の妻) 菅田伸也(32) 共犯者 3名 |
5月 | 大阪高槻保険金殺人 | 不偽1 | 宇野ひとみ(36 被害者の娘) 宇野 昭二(57 ひとみの夫) 共犯者 複数 | |
8月 | 奥多摩保険金殺人 | 故偽1 | 阿久津好男(68 被害者の養父) 共犯者 タツ子(58 良男の妻) 他1名 | |
11月 | 神奈川浴槽保険金殺人 | 故偽1 | 新井竜太(41) 高橋隆宏(37) | |
12月 | 香川不倫殺人 | 自偽1 | 城可奈子(27 被害者の妻) 共犯者 高橋淳希(27可奈子の不倫相手) | |
11年 | 3月 | さいたま遺体なき殺人 | 失行1 | 小久保克己(47) 釼持雅司容 疑者(31)など10人 |
5月 | 松戸保険金殺人 | 自偽1 | 西村豊(56) 共犯者 工藤隆(49) | |
6月 | 佐世保病院理事長殺人 | 病偽1 | 友広慎吾(49) 共犯者 枇杷木紀明 (35) | |
7月 | 青木ヶ原樹海殺人 | 自偽1 | 萩原篤容疑者(33) 東英雄容疑者(21 ) 中山佑介容疑者(30) |
<異例な事実 その1 そっくりな2つの事件>
まず09年の埼玉と鳥取の事件です。
この2つの事件の前後から偽装殺人連続発覚が始まったわけですがこの始まりの事件からして不自然なのです。
この事件は09年の10月の後半から11月の前半にかけてたて続けに発覚していて、内容も非常に似通った事件です。
木嶋佳苗は34歳で上田美由紀が35歳というわずか1歳差。
どちらの事件でも睡眠導入剤を使用しての自殺、不審死を装っての殺人事件。
2人とも金銭がらみで複数の男を殺害している。
またネット上でも話題になり色々な噂がありましたが、マスコミがなぜかはじめのうちこの2件の事件の犯人の名を公表しないと言う異例の事態もありました。
これだけ似通った事件がほぼ同時に発覚しただけでも相当な偶然ですし、事件の扱われ方も異例のものでした。
< 異例な事実 その2 やたらと多い女による犯行>
09年の木嶋佳苗の婚活女保険金殺人事件から10年12月の香川不倫殺人までの8件の事件のうち6件で女が主犯か主犯格なのです。(時系列表の赤文字)
女が事件を起こすことは自体は珍しいことではありませんが、自殺・不審死殺人がこれだけ立て続けに発覚しただけでもあり得ないことなのに、それらの事件の犯人のほとんどが女などという話は馬鹿げています。
※このサイトは11年の初めころに立ち上げましたが、なぜかそれ以降女の犯人はいなくなりました。
※11年の初めにサイトを立ち上げてから女の犯人がいなくなった、と先日書いたとたんまた江東区や山形で火事を装った夫婦での偽装殺人が発覚しました。
< 異例な事実 その3 埼玉県がらみの事件が多い>
09年10月の埼玉保険金殺人では木嶋佳苗が最初の殺人罪で逮捕されたのが埼玉県富士見市での大出嘉之さんの練炭自殺。
10年8月の奥多摩保険金殺人では被害者の大沢菊夫さんが殺害された当時住んでいたのが埼玉県坂戸市。
10年11月の神奈川浴槽保険金事件では犯人の新井竜太と高橋隆宏は浴槽殺人の5ヶ月前に埼玉県深谷市に住む叔父を殺害したとして逮捕されていたのです。
11年3月のさいたま遺体なき殺人も埼玉県さいたま市で犯行が行われています。
なんと全体の3分の1の事件で埼玉県が関係しているのです。
※ちなみに僕が住むのも埼玉県です。
<異例な事実 その4 犯人が2人も自殺している>
この12件の事件のうち10年5月の大阪高槻養女保険金殺人では警察が任意取調べをしている期間に京都府の山中の車の中で練炭自殺、そして同じく10年の12月の香川不倫殺人で犯人の城可奈子は拘留中の高松刑務所内で首吊り自殺をしています。
同じ年に逮捕された偽装殺人犯が2人も自殺しています。
※産経新聞では自殺者が城可奈子だとは断定していませんでしたが、毎日新聞では断定していました。しかし毎日の記事は削除されていました。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110504/trl11050414440000-n1.htm
犯人が取調べを苦に自殺をした例は過去にもありますがそのようなことはめったに起きないことです。それが半年のうちに2回も起きて同じ偽装殺人の犯人です。おかしいでしょ。
<異例な事実 その5 さいたま地裁で同時に保険金殺人裁判>
今年の1月10日から木嶋佳苗の保険金殺人の裁判が始まりました。そしてその1週間後の17日には神奈川浴槽保険金殺人の裁判が始まりました。
同じ裁判所で同時期に2つの保険金殺人の裁判が行われているのです。
このことで偽装殺人の件数の異常さや、埼玉県がらみの事件の多さの異例具合が余計にお分かりいただけたと思います。
<異例な事実 その6 判決日が同じ事件>
その5で書いた新井竜太による神奈川浴槽保険金殺人の判決日が2月24日ですが、阿久津好男とその妻による奥多摩保険金殺人の判決日も2月24日らしいです。
同じ日に2つの保険金殺人の判決が下されるわけです。
さらにこの奥多摩殺人の裁判がいつから始まったのかがわからないのですが、この判決日からすればその裁判は木嶋佳苗の裁判と、神奈川浴槽殺人の裁判と重なっていはずです。ということは現在日本では同時期に3つの保険金殺人の裁判が行われていることになるわけです。
こんなこと絶対に過去にないですよ。
こんなこと絶対に過去にないですよ。
奥多摩殺人の裁判の情報が極めて少なくその情報はほぼ皆無です。それ自体もあり得ないことです。
判決日の情報は「公判情報 阿久津好男 判決」などで検索するとわずかに載っていますが、その中に「このリンクは無効です」というエラーメッセージがでることがあるので、その時はそのエラーページにある「キャッシュコピー」というリンクをクリックすると見ることができます。
判決日の情報は「公判情報 阿久津好男 判決」などで検索するとわずかに載っていますが、その中に「このリンクは無効です」というエラーメッセージがでることがあるので、その時はそのエラーページにある「キャッシュコピー」というリンクをクリックすると見ることができます。
一体これらの状況はなんなのでしょうか。
事件の数だけでなく全体的にその内容が不自然で異例尽くしな事件であることがおわかりいただけると思います。
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